溶接工に向いている人は?知っておきたい仕事内容も紹介
溶接工は、モノづくりに欠かせない重要な技術である溶接のスペシャリストです。
この仕事を目指している方は、それだけでも溶接工に向いている要素を持っていますが、それ以外にもどのようなものが必要なのでしょうか。
今回は、溶接工に向いている人のタイプや必要資格、そして仕事内容について解説します。
溶接工に向いている人は?
溶接工の職種に興味があって、実際溶接工について検索している時点で、その素質はあるはずです。
さらに次のような性格の方であれば、より溶接工として活躍できるチャンスがあります。
1集中力のある人
2体力のある人
3モノづくりに興味がある人
4仕事内容にこだわりを持ちたい人
集中力があれば、溶接工に向いているといえるでしょう。
溶接工が取り組む溶接は、常に集中力が要求される仕事です。
そのため、集中が切れやすい方はなかなか仕事がはかどらない可能性もあります。
もちろん体調管理をしっかりしたり、溶接棒を持ったりすることで自然に集中力が養われるため、最初から持っている必要はありません。
また、金属を持ったりハンマーでたたいたり、長時間立ち続けたり溶接棒を操作するのは体力が必要です。
その力を使い続けるには、体力が要求されるでしょう。
ただ、体力も溶接工を続けることで徐々についてきます。
モノづくりに興味がある人も溶接工に向いている人です。
常に同じものを作り続けることはなく、図面ごとに溶接の方法や流れが変わってきますから、臨機応変の力が求められます。
それに自分が溶接をし終わったあとに完成した製品を見れば、やりがいも感じるでしょう。
ものづくりの世界に興味がある人は溶接工に向いている人です。
溶接工は職人の世界です。
目の前の部材に対して、持てる力を尽くす仕事でもあります。
さらに終わりのない技術探求の世界なので、新しいスキルを身につけたりステップアップも十分できる魅力的な仕事です。
機械のように正確な方法で、工場内に置いて一目置かれる技能者として見られている方もいます。
加えて熟練度や経験によって報酬も変化する業界でもあるので、こだわりを持っている人や仕事の仕上がりにこだわりたい人におすすめの職業といえるでしょう。
これらのポイントが溶接工に向いている人の特徴ですが、溶接工をやりたいという希望があれば、これらの特徴がなくとも十分溶接を工目指せます。
溶接工に必要な資格とは?
溶接工は、業務用途やある程度のサイズを溶接する場合、資格取得が求められます。
まず取得しておきたい資格は日本溶接協会が実施する「溶接技能者」で、個々の基本級を取得することで、溶接の基本を知ることができます。
さらに電気で溶接するアーク溶接技能者の資格やガスを使って金属を溶接するステンレス鋼溶接技能者、アルミニウム溶接技能者の資格を取っていくのがおすすめです。
溶接工の仕事内容を紹介
最後に溶接工の仕事内容を紹介しましょう。
溶接工は、工場で勤務する方と建設現場で勤務する方にわかれます。
基本的に金属を溶接していく作業になりますが、勤務場所では仕事内容が異なるので、それぞれ解説していきましょう。
まず、工場では製造業の溶接過程で溶接を担当します。
たとえば、部品を溶接して製品にしていく作用を流れ作業的に行ったり、指定された製品を作るために溶接して製品を完成に近付ける作業もあります。
一方、建設現場では、巨大な建材を溶接してつなげたり、部材を建物に溶接していったりします。
屋外での作業なので建設機械の作業と並行して行っていきます。
まとめ
溶接工は、金属を溶接して接合する専門職です。
向いている人としては、さまざまな要素がありますが、何よりも興味があるという気持ちが一番大切です。
もし興味があれば、溶接を手掛ける企業の求人を確認し、仕事をしながら技術を磨いていきましょう。
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