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溶接工の仕事に必要な資格とは?資格内容や種類を紹介!


 

 

「溶接工」と一言で言っても仕事の種類で、職種によって必要な資格も様々です。
また、資格内容によって取得難易度も上がり、工法や取り扱う金属によって、必須とされる資格も異なります。
ここでは、作業工程で必要な資格や一覧にスポットを当て紹介していきます。

 


1.難易度が易しい資格一覧

以下は比較的取得が容易で、初心者から中級者向けの資格です。
溶接現場への就職希望者や、DIYでの溶接に興味のある方は是非チェックしてください。

・アーク溶接作業者

アーク溶接業務・半自動アーク溶接などの作業を行うために必須です。
受講資格は18歳以上で、知識や作業方法などアーク溶接にまつわる講習受講後、
実技試験を経て資格取得となります。


・ガス溶接作業者

可燃性ガス・酸素を利用するガス溶接作業に必要な資格で、2日間実施される技能講習を修了後、
取得となります。

 


2.取得が難しい資格

以下はガス溶接資格の中でも上級に当たるものです。
筆記試験や実技試験など、これまでよりも専門性が求められ、
現場従事者としてのキャリアも受講資格に当てはまる、中級者から上級者向けの資格です。


・ガス溶接作業主任者

事業者が選定する、現場監督として必須な資格です。
アセチレン溶接装置・ガス集合溶接装置を用いた作業を行う際、この資格を有する者の指導の下、
作業を行わなければなりません。


・ボイラー溶接士

試験は、『普通ボイラー溶接士』と『特別ボイラー溶接士』が存在します。
前者は1年以上の溶接実務経験を経て受講資格が得られ、
合格すると第一種圧力容器やフランジ・管台の溶接資格が取得出来ます。
難易度の高い後者は、『普通ボイラー溶接士』取得から1年以上の経験が必須で、より高い知識が問われます。


・アルミニウム溶接技能者

主に自動車・建設業界で重宝されている資格で、アルミニウム合金溶接の知識と技能が求められます。
受講資格は次の通りで、

『基本級』
・満15歳以上で1ヶ月以上、アルミニウム溶接技能を取得した者。
・軽金属溶接協会が実施する、実技講習会修了者。

『専門級』


・満15歳且つ、3ヶ月以上のアルミニウム溶接技能取得者。
試験級は二つ存在します。

・PC工法溶接技能者

PC(プレキャスト鉄筋コンクリート)建築に関する技能や知識が求められる試験ですが、
平成29年度から「新規」での試験が実施されていません。
平成30年からプレハブ建築協会に事務の取り扱いが移行したため、
免許の更新や書き換え手続きはそちらで可能です。


・溶接管理技能者

技術や知識、施工から管理に至る溶接工にまつわる専門性が総合的に問われる資格で、
職種を問わず溶接工のあらゆる分野で取得が推奨されている資格です。
『特別級』、『1級』、『2級』と資格が分類され、
日本溶接協会が実施する筆記試験と口述試験に合格しなければなりません。


・溶接作業指導者

溶接作業の現場において作業員達への指導や管理、責任を担う溶接工のための資格です。
受講資格は、満25歳以上であること、JIS・公的団体が実施する溶接技能資格の保有などで、
全3日間の講習を経て修了となります。

 


3.自分が働きたい職種に合わせた資格を取得しましょう!

冒頭でも少し触れたように、溶接工は様々な分野で活躍する職種です。
工場での作業工程は、AI化が進められていますが、
人の手による細かく繊細な技術が必要とされていることもあって、
溶接工は慢性的な人手不足に陥っているのが現状です。
鉄工所や自動車工場などの技術習得が必須の現場、建築現場や造船所など、
それぞれの分野が求める資格を取得すれば、溶接工としての就職も有利になる上、
昇給や昇級などのキャリアアップの面でも役立つなど、様々な恩恵を受けることにも繋がります。

 


まとめ

溶接工としてのキャリアアップを望むなら、職種によって必要な資格を取得することが大切です。
簡単なものから難しいものまで、溶接工に関連する資格の種類は様々存在しますが、
資格取得を通して知識を身に付けることで、事故防止や安全性の確保にも繋がり、現場指揮においても重要です。

 

広島の溶接工は株式会社小林工業にお任せ下さい。


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